0211 台湾初の12インチ先進半導体試作拠点と産業高度化戦略
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経済部は10日、国家発展委員会および国家科学技術委員会と連携して推進する「先進半導体研究開発基地」の起工式を、工業技術研究院(ITRI)中興院区において正式に実施した。ITRI電光システム研究所の張世杰所長は、TSMCがまず3セットの装置を寄贈し、工場完成後には追加設備も導入予定であると説明した。また、清華大学電機系からTSMCへ出向中の技術研究処処長・張孟凡氏は、TSMC取締役会が今後の追加寄贈も必ず承認するとの見通しを示し、本研究開発基地の早期完成に期待を表明した。
(要約)
本件は、ITRIに台湾初の12インチ先進半導体試作ラインを整備する国家プロジェクトである。TSMCが装置寄贈を約束し、国発基金と国科会が建設・設備資金を拠出する。2027年末完成、2028年第1四半期稼働予定。28~90nm後工程を中心に、IC設計試作検証、先進プロセス開発、設備・材料の国産化検証を提供し、中小IC設計企業や新創企業の参入障壁を引き下げる。少量多品種のウエハー共用サービスにより投片機会を拡大し、製品開発期間を約30%短縮。AI、シリコンフォトニクス、量子技術などの先端分野を支援し、台湾を製造中心から研究開発・システム統合拠点へ高度化させる基盤と位置付けられる。

