0326 中東戦争で原材料高騰、工具機業界に値上げ連鎖
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エネルギーコストの急増により、工作機械業界で値上げの動きが出ている。3月25日に開幕した「台湾国際工具機展2026(TMTS)」において、中東戦争による石油および原材料価格の上昇を受け、主要部品メーカーの上銀科技が先陣を切り、3月から一部製品の価格を約7~15%引き上げると発表した。さらに大銀微系統も、4月以降に順次価格を引き上げる方針を示している。
中東戦争による石油・原材料価格の高騰を背景に、台湾の工作機械産業で値上げの動きが広がっている。主要部品メーカーの上銀科技が3月から一部製品を7~15%値上げし、大銀微系統も4月以降に追随予定である。完成機メーカー各社も下半期の値上げを検討している。背景には材料費上昇に加え、中国の鋼材減産など供給面の制約がある。一方で、業界の受注は2025年第4四半期から回復傾向にあり、2026年第2~第3四半期に景気改善が見込まれる。ただし、米伊戦争の行方が最大の不確実要因である。受注残や納期の延長から需要の強さは確認されており、短期的には業績改善が期待されるものの、地政学リスクが価格・需給双方に影響を与え続ける可能性が高い。

