0123 TSMC、COUPE技術を最優先 シリコンフォトニクス分野での主導権確保を目指す
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- 2025年1月23日
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TSMCは、次世代戦略技術の最優先事項として位置付けるコンパクト光エンジン「COUPE」の開発を加速させている。NVIDIAのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、最近の台湾訪問においてシリコンフォトニクス分野でのTSMCとの協業を強調したが、その成果が市場に現れるまでには数年を要する見込みである。
天風証券のアナリストによれば、TSMCのCOUPE開発に対する市場の注目度は高まっており、第1世代および第2世代COUPEのマイクロレンズアレイは、Himaxが唯一の供給元として確定している。また、FAU(ReLFACon)はFOCIが両世代にわたり独占供給する予定である。
第1世代COUPEは2026年後半に量産開始予定であり、初期採用企業としてAMDが見込まれる。NVIDIAの「Rubin」および「Rubin Ultra」チップが2026年末から2027年にかけて量産化されれば、「Rubin Ultra」においてCOUPE技術が初搭載される可能性が高い。
アナリスト報告によれば、TSMC(2330.TW)は第1世代COUPEの開発を完了し、生産検証を開始しており、第2世代については2026年初頭に検証を計画している。第2世代は性能向上、光結合効率の改善、製造容易性の向上が特徴である。
第1世代の仕様は2024年第4四半期までに確定予定で、サンプル出荷および量産検証は2025年から2026年にかけて行われる。第2世代の仕様確定およびサンプル提供は2026年初頭、量産検証は2027年まで継続し、量産開始は2027年末から2028年初頭にかけて行われる見込みである。
なお、HimaxはCOUPE用FAUのマイクロレンズ供給において独占的地位を維持しており、第3世代までは第2の供給元が登場する可能性は低いと見られる。

