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今年の経済成長率、「3%維持」は辛うじて 関税・為替の変動が大きく影響(5/29)

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  • 5月29日
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概訳Lead


行政院主計総処は28日、2025年の経済成長率予測を更新した。2月時点の予測から0.04ポイント下方修正され、成長率は3.1%となり、辛うじて「3%維持」となった。上半期は急な受注や新たなテクノロジー製品による商機により、経済成長率は5.35%に達すると見込まれているが、下半期は関税政策の不確実性から成長率が急落し、1%にまで低下する可能性がある。


主計総処の綜合統計処長である蔡鈺泰は、上半期の好調はAIや高速演算(HPC)などのテクノロジー需要の高まりに加え、米国の関税政策に備えた駆け込み需要が押し上げ要因であり、輸出が予想を上回ったことが背景にあると説明した。一方で、下半期は米国の関税政策の不透明さが消費者の信頼感、投資意欲、輸出の実績に影響を及ぼすと指摘した。


総じて、「上半期は経済が力強く推移するが、下半期は穏やかな成長に転じる。ただし景気後退の水準には至らない」との見解を示した。


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