top of page

米中機器人大戦3/「台湾製」ロボットとロボット犬は実在するのか?台湾大学ロボット研究室を直撃(5/15)

  • Guest
  • 6月5日
  • 読了時間: 2分

概訳LEAD


ボストン・ダイナミクスのロボット犬は世界的に著名であるが、台湾は現在その販売市場に含まれておらず、スイス製ロボット犬「ANYmal」は輸入コストが非常に高額である。一方で、中国本土の宇樹科技などの企業が製造するロボット犬も選択肢の一つではあるが、多くの企業が情報セキュリティ上の懸念を抱いている。そのため、台湾の産業現場においてロボット犬による巡回検査を導入しようとする場合、選択肢は限られており、かつ海外メーカーに依存せざるを得ない状況にある。こうした制約を背景に、台湾製のロボット(犬)に対する期待と関心の声が徐々に高まりつつある。


カメラは台湾大学のキャンパスに向けられた。機械工学科の校舎内に位置する「自主およびソフトロボット研究室(ASR Lab)」では、郭重顯教授が長年にわたり指導してきたチームが、無人機、無人自転車、ロボットハンド、連続体/同心管型の柔軟ロボット、ロボット犬、そして人型ロボットなどの研究開発に取り組んでいる。特に近年注目を集めているのがロボット犬であり、すでに2体が開発されている。「Oliver」は軽量型の教育用ロボット犬であり、一方の大型機「Dustin」は40キログラムの重量を有し、産業用途向けに設計されている。


bottom of page