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習近平・トランプ通話 市場の懸念は払拭されず 輸出規制など不確実性は依然残存(6/7)

  • Guest
  • 6月7日
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2025年6月5日、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領は中華人民共和国の習近平国家主席と電話会談を行った。その後、トランプ氏は、両首脳が貿易およびレアアース問題について協議したと述べ、今回の貿易摩擦の核心であるレアアースの輸出規制問題に関して、解決の見通しが立ったことを示唆した。しかしながら、市場の懸念を払拭するには至らず、その主因は、米中双方の発表内容に温度差があり、また具体的な合意内容が明らかにされていない点にある。


一方、トランプ政権はすでに、バイデン政権下で推進された国内レアアース磁石サプライチェーン構築計画を再始動している。


トランプ氏は習近平との通話後、「レアアース製品に関する複雑性について、もはや何ら問題はないはずである」と述べ、その後、記者団に対しては「非常に良い会談であり、すべての複雑な問題はすでに整理された」と語った。また、両首脳は近いうちに次の協議を行うことで一致したとしている。


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