米中共識によりレアアース規制が緩和　トランプ：「ワシントン・北京間で55%、10%の関税措置」（6/12）

米中両国は11日、ロンドンにおいて二日間にわたり実施された経済貿易協議を終え、ジュネーブ合意の枠組みを実行することに関して共通の認識に達した。アメリカのトランプ大統領は11日、声明を発表し、中国との貿易枠組みに関して大きな成果を得たと表明した。その内容には、中国が「事前に」レアアースを供給すること、アメリカが中国籍の学生に対し大学入学を認めること、さらにアメリカ側は総計55％の関税を課すこと、中国側は10％の関税を課すことが含まれている。

今回の米中交渉は合計で約20時間に及び、ロンドン時間の11日午前0時（台湾時間では同日午前7時）にようやく終了した。双方の代表は、この合意内容をそれぞれの首脳に報告し、承認を得たうえで実行に移す予定である。

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