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(6/17) ARメガネ熱高まる TSMCが7種の主要チップで全面支援へ― プロセッサ、近眼ディスプレイエンジンなどを含み、主要チップ企業と連携 ―

  • Guest
  • 6月17日
  • 読了時間: 1分

世界のAR(拡張現実)メガネ市場は火花を散らす戦場と化しており、AppleがARメガネの開発を再始動したとの報道があるほか、MetaGoogle小米(シャオミ)などの大手企業もこの「視覚ビジネス」の商機をめぐり投資を加速させている。


TSMC(台積電)は、先日北米で開催された技術フォーラムにおいて、ロボット分野への注力に加え、ARメガネ分野の重要性に言及し、同社が注力する7種類の主要チップを列挙した。これにはプロセッサ、近眼ディスプレイエンジン、ARセンサーチップなどが含まれ、TSMCはこれらのチップを通じて、複数の主要チップベンダーと連携し、全面的な技術支援を行う構えである。


2023年には、MetaがRay-Ban(レイバン)と提携して「Ray-Ban Metaスマートグラス」を発表し、その影響で世界のスマートグラス市場の出荷量は2年連続で前年比156%および210%という大幅な成長を記録した。これにより、各企業はこの市場を再評価し、続々と新規参入を果たしている。


AppleもARメガネの研究開発に回帰したとされており、今後は音声アシスタント「Siri」および視覚インテリジェンス技術(Visual Intelligence)との高度な統合が図られると予測されている。これにより、同社のAI領域における重要な戦略拠点となる可能性が高い。


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