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0707 GB200の出荷が順調に進行 部品メーカーの2025年下半期業績は“棒高跳び”の勢い

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  • 7月7日
  • 読了時間: 2分

更新日:7月13日

NVIDIAGB200サーバーラックが量産フェーズへと順調に移行したことで、関連部品メーカーの業績モメンタムも押し上げられている。冷却部品、スライドレール、BBU(バッテリーバックアップユニット)などの各社は、2025年下半期に向けて総じて前向きな見通しを示しており、年内には後継機であるGB300の出荷開始も見込まれている。たとえ技術的な習熟プロセス(学習曲線)が依然として必要ではあるものの、業界の受注可視性は非常に高く、景気変動の影響を受けにくい状況にある。


GB200は、開発過程において複数の技術的な壁に直面してきたが、現在ではその多くが解決され、Quanta(廣達)、Foxconn(鴻海)、Supermicro(美超微)といった主要サプライヤーから出荷が本格化している。業界関係者は、かつて倉庫で「留年状態」にあったGB200が、最適化・調整を経てようやく市場へと姿を現すようになったと笑い混じりに語っている。これに続き、GB300も2025年末までに出荷開始となる可能性が高い。


ODM(相手先ブランドによる設計製造)によるGB200の出荷開始により、部品サプライチェーン全体が連動して稼働を加速させている。これに対し、消費者向け電子機器分野は関税などの圧力に晒され、顧客の発注姿勢も慎重になっている。これと対照的に、サーバー分野の供給網はGB200およびASICサーバーの旺盛な需要によって高い受注確度を維持しており、NVIDIA向けの計算用マザーボードを供給する**Wistron(緯創)**も、今後1年間の顧客需要が極めて強いと明言している。


とりわけ、以下の関連部品メーカーは、2025年下半期に向けて強気の姿勢を取っている:


冷却部品メーカー:双鴻Auras、奇鋐AVC、高力Kaori、建準Sunon

サーバー筐体メーカー:勤誠(Chenbro)迎廣(IN WIN)

サーバーラックメーカー:晟銘電Uneec、經寶科技JPP

スライドレールメーカー:南俊國際


これらの企業は、いずれもサーバー顧客からの注文が明確であり、関税や景気の波に左右されない安定したビジネス環境が背景にあると説明している。


感謝以下続。。DIGITIMES - 科技網

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