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0715 CSPによるAI競争が継続加熱――GB200の追加受注とGB300の出荷開始で台湾系AIサーバーODMに追い風

  • Guest
  • 7月15日
  • 読了時間: 2分

大手クラウドサービスプロバイダー(CSP)によるAI関連設備投資競争は依然として過熱状態にあり、これに伴い高単価AIサーバーへの需要も減速の兆しを見せていない。業界筋によれば、2025年上半期より徐々に量産が進められているNVIDIAの次世代AIプラットフォーム「GB200」については、第三四半期においても追加発注が継続しているとの情報がある。一方、さらに高性能な新世代プラットフォーム「GB300」に関しては、早ければ第四四半期中にも本格出荷が開始される見込みであり、これにより台湾系主要メーカーにとってAIサーバー関連事業の下半期成長を強力に後押しする原動力となることが期待されている。


市場関係者の見解によれば、下半期にGB200をxAI向けに集中的に納入する予定のDell Technologiesは、調達規模をさらに拡大し、主要サプライヤーである緯創(Wistron)の出荷動能に一層寄与すると予測される。


また、Dellが世界初のGB300ベースAIサーバー「NVL72」をCoreWeaveに正式納入したことを受け、台湾系AIサーバーODM各社は、第三四半期から新旧プラットフォームの製品切替期に突入する。これにより、緯創のほか、廣達(Quanta Computer)緯穎(Wiwynn)鴻海(Foxconn)など主要ODM企業は、第四四半期にかけて、次世代Blackwell Ultraプラットフォーム製品の量産出荷体制へと本格移行する見通しである。


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