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0715 マレーシア、AI高性能半導体の対米輸出に許可制を導入――業界に衝撃、台湾企業への影響懸念

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  • 7月15日
  • 読了時間: 1分

マレーシア政府は昨日(14日)、予告なしに米国向け高性能AI半導体の輸出および再輸出に対し、即日施行の許可制を導入すると発表した。マレーシアは世界的なAIサーバー製造の中核拠点であり、今回の措置は業界に大きな衝撃を与えている。特に、NVIDIA製の最新AIチップのマレーシア市場向け供給に重大な障壁が生じるとの懸念が広がっており、関連メーカーの出荷スケジュールに悪影響を及ぼす可能性が指摘されている。


市場関係者の見解によれば、マレーシアにおいて大規模なAIサーバー製造能力を保有する代表的企業であるSupermicro(美超微)および緯穎科技(Wiwynn、証券コード:6669)などが直接的な影響を受けるとされる。特に緯穎科技は、台湾のサーバーODM(相手先ブランドによる設計・製造)企業の中で、マレーシア国内に最大の生産拠点を有しており、今回の規制強化により、最も影響を受けやすい立場にあると考えられる。


さらに、Supermicroと連携するサプライチェーン企業、双鴻科技(Auras Technology)華泰電子(OSE)なども、状況を注視しており、警戒態勢を強めている。


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