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0722 OpenAI、演算能力を急拡大 年末までに10倍規模へ――鴻海・廣達など台湾EMSが大型受注

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  • 7月22日
  • 読了時間: 2分

OpenAIの最高経営責任者(CEO)であるサム・アルトマン氏は、現地時間21日にX(旧Twitter)へ投稿し、2025年末までに100万基のGPUが稼働予定であることを明らかにした上で、社内チームに対し「この数をさらに100倍にするにはどうすればよいかを考えてほしい」と呼びかけた。業界推算によれば、現行の主力モデル「ChatGPT-4.5」で用いられているGPUは約10万基とされており、今回の発表はその10倍以上の設備導入に相当し、OpenAIの演算能力が飛躍的に強化されることを意味している。


市場関係者は、OpenAIによるGPU導入量の急増が、AIサーバーの需要を指数関数的に押し上げる契機になると見ており、今後さらに米国政府が推進する「Stargate(星際之門)」計画などのAIインフラ投資が本格化することで、AIサーバー需要は一段と加速する見通しである。


こうした背景を受けて、OpenAIのクラウドインフラにおける主要製造パートナーである鴻海(Foxconn、2317)廣達(Quanta Computer)英業達(Inventec)、緯穎(Wiwynn)などの台湾EMS企業に対するAIサーバー関連の大口受注が急増すると期待されている。


鴻海はすでにAIサーバー市場の成長を強く確信しており、「現在、問題なのは受注ではなく、いかに供給能力を確保するかである」と述べており、AIサーバーに関する受注残の見通しは少なくとも今後2年間は明確に立っていると自信を見せている。


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