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0725 クラウド大手の駆け込み需要で米国向け空運費が高騰、台湾発は中・越を大幅に上回る

  • Guest
  • 7月25日
  • 読了時間: 1分

貨物輸送業者によれば、Google、Microsoft、Amazon AWS、Metaといった米国のクラウド大手企業が台湾におけるサプライチェーンからの集中的な出荷を進めており、米国向け空輸需要が急増している。これにより、台湾発米国行きの航空運賃が、中国大陸およびベトナム発と比較して著しく高騰している。


具体的な価格として、現在の台湾発米国行き航空貨物の運賃は、1キログラムあたり約210~250元であり、これに加えて燃油付加費として28元が課されるため、合計で1キログラムあたり約8~9米ドルに達する。大量のEC貨物による価格押し下げ効果は限定的である一方、AIサーバーおよび半導体装置などの出荷が堅調であることから、高値が維持されている。


同時期において、中国大陸発米国向け空運費は1キログラムあたり約6~6.5米ドル、ベトナム発米国向けは約5.5米ドルとされており、台湾からの出荷費用が相対的に突出している状況にある。


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