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0726 台湾の国家主導CRDMO「TBMC」によるmRNAワクチン製造拠点計画

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  • 7月26日
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政府主導により設立されたCRDMO(委託研究開発・製造)国家チームである台湾生物医薬製造公司(TBMC)は、昨日(25日)、新竹・竹北市におけるGMP準拠工場が本年末に竣工予定であり、来年第1四半期に製造工程のバリデーションを行い、第2四半期より本格的な生産に入る計画であると発表した。当該工場では年間1,300万回分のmRNAワクチンの製造が可能となり、政府が掲げる「国家安全上のワクチン供給レジリエンス」強化政策に寄与し、アジアにおける最先端の核酸医薬品製造拠点の構築を目指すものである。


同日、TBMCはアジアバイオテクノロジーカンファレンスにおいてメディア向け説明会を実施し、張幼翔執行長は次のように述べた。TBMCは先進的なバイオ医薬品量産工場の構築を進めており、その規模においては他の国際大手企業と比較し得ないものの、台湾は製造コスト面での優位性を有しており、世界的に希少な疾患向け医薬品の製造拠点としての発展に自信を持っていると表明した。


 

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