0727 世界人工智能大会(WAIC)上海開催:中国、技術力を誇示しつつAI国際標準の主導を模索
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- 7月27日
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2025年7月26日から28日にかけて、中国・上海において「世界人工智能大会(World Artificial Intelligence Conference:WAIC)」が開催された。本大会は2018年より毎年上海で開催されており、今回の2025年大会は過去最大規模となる見込みである。
主催者発表によれば、本年は800社を超える企業が参加し、3,000点以上の先端技術製品、40種類以上の大規模言語モデル(LLM)、50種のAI駆動型デバイス、ならびに60台のスマートロボットが展示された。BloombergおよびReutersをはじめとする国際メディアも本イベントに注目している。
開幕当日の26日午前、中国国務院の李強総理は開幕挨拶を行い、国際的なAI協力を促進するため「世界AI協力機構」の設立を提案した。また、各国に対して、AIの発展と安全性のバランスを取るよう呼びかけた。
大会の目玉の一つである「人工知能グローバルガバナンス・ハイレベル会議本フォーラム」は、26日午前および午後にわたり開催され、責任あるAIの導入に関する課題や国際的なルール形成について議論が行われた。
本フォーラムの開催は、中国が米国との技術競争の中で、AI分野における国際ルールの策定主導権を握ろうとする戦略的意図を象徴するものであり、多くの国際的観察者の注目を集めている。
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