top of page

0731 鴻海Foxconnと東元TECO 株式交換による戦略的提携、AIインフラ事業に参入し米国「スターゲート」5,000億ドル商機を狙う

  • Guest
  • 7月31日
  • 読了時間: 1分

鴻海Foxconn(2317)と東元TECOは、2025年7月30日、両社がそれぞれ新株を発行し、株式交換を通じて戦略的提携を締結することを共同で発表した。AIデータセンター市場を共同で開拓することを目的としたものであり、株式交換比率は東元1株に対して鴻海0.305株となる。本件は第4四半期中の完了を予定しており、完了後には鴻海が東元株式の10%を取得して第2位の株主となる一方、東元は鴻海株式の約0.519%を保有することとなる。


本件は、鴻海がAI関連事業を強化する中で、台湾企業に対して初めて実施する大規模な株式交換による提携案件である。業界筋によれば、鴻海はすでにAIサーバー組立分野における業界最大手であり、東元は老舗の機電メーカーとしての地位を有する。AIインフラにおける統合が、サーバー組立工程から下流の機電工事領域に拡大する中で、両社の提携により受注範囲が広がることが期待される。特に、米国における「星際之門(StarGate)」と称される最大5,000億米ドル規模のAIインフラ事業への本格参入を視野に入れた動きである。


 

bottom of page