0801 中国製造業の7月PMIは回復せず、4カ月連続で景気分岐点を下回る
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- 8月1日
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中国国家統計局は昨日(31日)、2024年7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が49.3に低下したと発表した。この数値は市場予測を下回り、4カ月連続で景気の好転・悪化を分ける分岐点である50を下回る結果となった。アナリストらは、これは米国による対中高関税措置の前倒し輸出が一段落し、輸出の勢いが鈍化したこと、加えて内需の回復が依然として鈍いことを反映していると分析している。
国家統計局の趙慶河・上級統計師はデータについて、「製造業の景況感は前月から低下しており、これは製造業が伝統的な生産の閑散期に入ったことに加え、一部地域における高温や豪雨・洪水といった自然災害の影響が要因である」と説明している。

