0801 第2四半期経済成長率、7.96%と近16四半期で最高を記録
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- 8月1日
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行政院主計総処は昨日(31日)、2024年第2四半期における台湾の経済成長率(実質GDP成長率)の概算を7.96%と発表した。これは、5月末時点で公表されていた予測値5.23%を大幅に上回り、2.73ポイントの上方修正であると同時に、過去16四半期における最高の成長幅でもある。主因は、外需拡大による輸出の急増および民間投資の力強い回復にある。
第2四半期の経済成長率は市場の予想を大きく超えるものであり、台湾は「アジア四小龍」の中でも首位の成長を維持した。これにより、2024年通年の経済成長にも大きな影響を与える可能性がある。
ただし、主計総処の江心怡・統計専門委員は、今後の米国の関税政策など不確実性が依然として高く、下半期の経済環境は大きく変動する可能性があると述べた。そのため、現時点では通年の経済成長率についての新たな推計は行わない方針を示した。


