0804 MetaによるAI演算能力強化に伴う受注拡大、晟銘電UNEECが最大の受注企業に
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- 8月4日
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MetaはAI演算能力の強化を加速し、資本支出を拡大している。その一環として、台湾企業に対し次世代カスタムASIC AIサーバー構築プロジェクトに関する大規模案件を発注した。これにより、EMS大手の廣達(Quanta Computer/証券コード:2382)と筐体メーカーの晟銘電(UNEEC/証券コード:3013)が共同で受注を獲得し、出荷予定ラック総数は6,000を超える見通しである。これにより、廣達および晟銘電の業績は大きく押し上げられることとなる。
受注内容の詳細について、台湾国内の供給企業はいずれも特定顧客に関するコメントを控えているが、関係者の話によれば、Metaによる今回の次世代カスタムASIC AIサーバー案件において、必要となるASICチップは米Broadcom社が独占供給しており、晟銘電はサーバー筐体、⼀部の液冷用部材、sidecar(補助ユニット)などを提供する構成となっている。晟銘電が提供する部材の割合が最も多く、台湾メーカーの中で最大の受注企業とされる。一方、廣達は最終組立工程を担う。

