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0805 三安光電、蘭商Lumiledsを完全買収――台湾LED各社に競争圧力

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  • 8月5日
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中国本土のLED大手である三安光電は、海外投資家と共同で、オランダ企業Lumileds(亮銳)の全株式を2億3,900万米ドル(約新台湾ドル713.5億元)で買収することを発表した。本件買収により、ハイエンドLED市場の競争構造が大きく変化する可能性があると業界では見られており、台湾の関連企業である億光電子Everlight(2393)や富采控股Ennostarに対する競争圧力が高まるものと予測されている。


本件買収は、マレーシア企業Inari Amertron Berhadと共同で行われる計画である。公告によれば、三安光電とInariはそれぞれ出資比率74.5%、25.5%の割合で総額2億8,000万米ドルを拠出し、香港に特別目的会社(SPV)を設立。このSPVを通じて、買収対価および関連費用の支払いを実施する予定である。


買収完了後、三安光電はLumiledsを連結子会社化し、持株比率の過半を確保することにより、同社の支配株主となる。この統合により、三安光電がアップルのサプライチェーンへの参入機会を得る可能性も高まるとみられている。


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