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0909 台湾株式市場の最高値を強力に後押し!台達電Deltaの時価総額2兆元突破

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  • 9月9日
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台湾株式市場は9日、台積電が史上最高値の1,200元に迫る水準で買い進まれ、大盤指数も連日の最高値更新となり、24,900ポイントに肉薄した。市場全体が上昇ムードに包まれる中、BBU(バッテリーバックアップユニット)関連銘柄も相次いで上昇を見せた。


台達電は寄り付きから強含み、ストップ高の798元に到達し過去最高値を更新。時価総額も2兆700億元を突破し、台股で4銘柄目となる「時価総額2兆元クラブ」入りを果たした。これを受け、系統電は71.2元の史上最高値を記録して買い気配のまま張り付き、出来高は台股上位5銘柄に食い込んだ。さらに光寶科Liteon、加百裕Celxpert、新盛力STLといった関連銘柄も揃って上昇し、指数上昇を強力に後押しした。


BBU関連株は、世界的なAIブームの恩恵を受けている。データセンターや重要インフラの需要が急拡大する中、サーバー用バッテリーバックアップユニット市場も加速度的に拡大し、サプライチェーンの焦点となっている。NVIDIAは8月初め、AI演算能力の飛躍的拡大に伴う電力需要の急増に対応するため、「電力大革命」を宣言。AIサーバー向けチップの出力電圧を従来の54Vから大幅に引き上げ、800Vへ移行する計画を発表し、台湾企業の台達電および光寶科を協力パートナーに指名した。


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