0922 マスク氏、AIサーバーサプライチェーンを本格攻勢――緯創Wistron・英業達Inventecなどが大型受注を獲得へ
- Guest
- 9月22日
- 読了時間: 1分
Teslaの執行長イーロン・マスク氏は、AI事業の布陣を加速している。同氏によれば、傘下のxAIにおける第2次大規模AIクラスター計画「Colossus II」は、わずか6か月で200MW(メガワット)規模の供給能力を構築し、11万基の輝達(NVIDIA)GB200 NVL72 GPUをサポートしたという。さらに今後は55万基のGPUを導入し、現行の4倍規模へと拡大する方針である。市場関係者は、マスク氏のAI事業拡張が緯創Wistron(3231)、英業達Inventec(2356)など協力メーカーを牽引するとの見方を示している。
マスク氏は自らのSNSプラットフォーム「X」でユーザーと交流する中で、この情報を明らかにした。同氏は、xAIが6か月で完了したAIインフラ構築は、OpenAIやオラクル(Oracle)の協業においては15か月を要すると強調した。これはマスク氏のAI構築ペースがOpenAIなど大手の2.5倍に相当し、再び記録を打ち立てたことを意味する。

