0923 聯発科Mediatek:フラッグシップチップの市場占有率40%を目指す天璣9500を発表、ハイエンドスマートフォン市場を狙う
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- 9月23日
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聯発科Mediatek(2454)は昨日(22日)、最新の5Gフラッグシップチップ「天璣9500」を発表した。同製品は「超強悍、超冷勁」をコンセプトに掲げ、性能が大幅に向上する一方で消費電力を大幅に削減しており、フラッグシップ級(ハイエンド)スマートフォン市場の商機を強力に狙うものである。また、フラッグシップスマートフォン向けチップの市場占有率を拡大し、40%に迫ることを目標に掲げている。
聯発科総経理の陳冠州氏は、5G時代における天璣ブランドの展開を通じて、聯発科のスマートフォン向けチップはすでに世界全体で約40%の市場占有率を達成しており、フラッグシップ機種においては若干低い数値であると明らかにした。市場関係者は、聯発科のフラッグシップチップが40%水準に近づけば過去最高を更新することを意味し、世界のスマートフォン利用者10人のうち約4人が聯発科チップ搭載端末を使用することとなり、同社の業績拡大を後押しすると指摘している。
聯発科によれば、天璣9500は台積電N3P製程を採用し、最新の大型CPUコア、GPU、NPU、ISPなどの高性能プロセッサを統合している。最終製品は第4四半期に市場投入が予定されており、初搭載機種は中国ブランドのvivo X300である。

