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1005 各大手CSPの設備投資が拡大、AIサーバー出荷も連動して増加 法人筋、台湾の主要6社を有望視

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  • 10月6日
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主要クラウドサービスプロバイダー(CSP)の設備投資は四半期ごとに増加しており、これに伴いAIサーバーの出荷台数も順調に拡大している。サーバー出荷の増加に連動して、冷却部品の需要も拡大しており、特に水冷システムの採用比率が着実に上昇している。法人筋によれば、第4四半期には水冷関連メーカーの業績が過去最高を更新する可能性が高いという。台湾メーカーでは、水冷部品大手のAVC(奇鋐、3017)およびAuras(雙鴻、3324)、SideCarサーバー供給網のDelta Electronics(台達電、2308)、UNEEC(晟銘電、3013)、Kaori(高力、8996)、さらにMCLリーディングカンパニーの**Jentech(建策)**などが恩恵を受ける見通しである。


法人筋の分析によると、CSPの設備投資は年々二桁成長を続けており、その大部分がAI関連サーバー設備およびデータセンター構築に投入されている。AIハードウェアへの投資拡大に伴い、演算能力の向上とともに急増するエネルギー需要を抑制するため、CSPは冷却ソリューションを空冷から水冷へと急速にシフトしている。これにより、高密度演算を維持しながらも、エネルギー消費を効果的に抑制することが可能となっている。水冷化の潮流が進展する中、サーバー内部に搭載される水冷プレート、クイックディスコネクト(快接頭)、分岐マニホールドといった主要部品は、すでに技術的に成熟段階に入りつつある。


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