1013 OCP開幕 台湾勢、AIインフラ技術力で激突
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- 10月13日
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【サンノゼ報道】
オープン・コンピュート・プロジェクト(OCP)グローバル・サミット2025が、10月13日から16日まで米国カリフォルニア州サンノゼで開催される。AI演算需要の爆発的な増大を背景に、世界のクラウドサービス事業者および関連サプライチェーンが一堂に会し、次世代インフラ技術の「筋肉」を競い合う場となる。
台湾勢の参加規模は過去最大級であり、Lite-On(光寶科技)、Delta Electronics(台達電)、Sunon(建準)、Auras(雙鴻)、Wiwynn(緯穎)、QCT(雲達)などの主要メーカーが大挙出展し、機架電力、液冷冷却、システム統合に至るまで、総合的な技術力を披露する予定である。
Meta社が主導するOCPサミットは、AIサーバー産業の「風向計」として位置づけられており、本年のテーマは「Leading the Future of AI(AIの未来を先導する)」である。焦点はAIデータセンターにおけるオープンアーキテクチャ、持続可能な設計、高効率演算に置かれ、200件を超える講演および26の分科会が実施される予定である。
同会議では、「AI Open System Strategy Initiative(AI開放システム戦略イニシアチブ)」を通じ、AIデータセンターの標準化およびモジュール化を推進。メガワット級ラック(兆瓦級機櫃)、高電圧直流(HVDC)配電、液冷・二相冷却・固体ファンなどの新技術が網羅的に紹介され、AI演算時代におけるエネルギーおよび熱管理の革新方向を明確に示す場となる。
電源分野では、Lite-Onが最新のメガワット級データセンターソリューションを発表し、高効率電力変換とスマートエネルギー管理を訴求するとともに、「グリーンクラウド」および「AIサステナビリティ」の構想を提示する。
冷却分野では、Aurasが液冷統合ソリューションを展示し、液対気および液対液の2種類のCDU(冷却分配装置)に加え、自動補液ロボットを提案する。
また、Sunonはモジュール化液冷システムを中心に、AIモデルの大規模化に伴う高熱密度課題に対応する設計を披露し、省エネルギー性およびシステム安定性における台湾メーカーの高度な技術力を示す見通しである。
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