1031 格斯科技GUS、AIデータセンター向け次世代UPS高圧備援電池を発表 ― 高安全LTO技術でAIDC市場へ本格進出
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- 11月3日
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格斯科技(GUS Technology, 6940)は2025台湾国際スマートエネルギーウィークで、520V/320kW仕様のUPS高圧備援電池システム「PowerCore」を発表した。25Ah LTOセルを採用し、容量39kWh、最大出力310kWを実現。内蔵BMS・EMSを搭載し、CAN、Modbus、Ethernet通信に対応する。LTO(リチウムチタン酸)材料による高安全性と長寿命を強調し、AIサーバ、データセンター、5G通信、医療・産業向け電力バックアップ需要に対応する戦略製品として位置付けられる。実際に桃園市青埔図書館のAIサーバUPSにも採用されている。
同社はLTO・NCM・XNO・LFPなど多様なセル技術を活かし、AIDC(AIデータセンター)備援電力市場に参入することで、台湾内のリチウム電池サプライチェーンにおける存在感を強化。特に安全重視分野において国内外のUPSブランドとの協業拡大を通じ、「高効率・低炭素・スマート」な電力ソリューション企業としての地位確立を狙う。

