1113 廣達Quanta AIサーバー事業の急拡大と2027年までの成長展望
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- 2025年11月13日
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廣達Quanta(2382)は12日の法說會で、AI伺服器の受注可視度が2027年まで確保されていると説明した。顧客需要の強さを背景に、2025年のAIサーバー生産能力は今年比で倍増、さらに**2026年のAI関連売上は“三位数百分比”(100%超成長)**に到達する見込み。
財務長・楊俊烈は、2024~2025年はAI熱潮により高成長が継続し、今後もAIがグループの主要成長エンジンになると指摘。來年のAI関連売上は三位数成長が期待され、AIサーバーはサーバー売上の8割を占める見通しである。
今年前三季、AIサーバー売上はサーバー事業全体の約7割に達した。第4季は通用型サーバーの減速があるものの、AIサーバー売上は三位数成長を維持し、サーバー事業全体は季増雙位數が見込まれる。
製品計画では、NVIDIA GB300がすでに量産入りし、2025年の出荷が加速予定。加えて、2025年下半期にはNVIDIA Vera Rubin アーキテクチャのAIサーバーが量産開始となり、廣達の出荷動能を一段と押し上げる。
また、ASICベースAIサーバーでは複数顧客と協業し今年から量産出荷を開始。2026年にはASICサーバー出荷が倍数成長すると見られている。現時点の売上比率は小さいが、今後の拡大を見込む。
一方、筆電Notebook代工業務は市場並みの緩やかな成長に留まり、AI事業の急成長により、筆電の売上構成比は2割以下へ低下する見込みである。
【AI推定】
・AIサーバー需要の長期可視性(2027年まで)が示された点から、廣達はCSP・Hyperscalerの中長期投資計画に深く組み込まれていると推測できる。
・GB300およびVera Rubin対応の量産体制拡大は、廣達がNVIDIAの主要ODMの中でも有力なポジションを固めつつあることを示唆する。
・ASICサーバーの急成長見通しは、大規模客製化AIシステム(CSP/主權AI)の増加を反映しており、廣達の顧客ポートフォリオが多様化に向かっている可能性が高い。
・筆電比率が急速に縮小することから、廣達は今後AIインフラ企業への事業転換が一段と加速すると見られる。

