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1113 緯創Wistron AIサーバー事業の収益構造強化とグローバル生産戦略

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  • 2025年11月13日
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緯創Wistron(3231)總經理・林建勳は12日の法說會で、AI伺服器事業が過去2年連続で三位數百分比(100%以上)の年成長を達成したと説明した。現在は売上規模が拡大し比較基準が高くなったものの、来年も三位数成長を目標に据える方針である。


業績見通しとして、本季は引き続き成長し、来年は第1季が持ち合い、第2季以降は逐季上昇するとした。


AI機櫃比率の上昇による毛利率低下懸念に対しては、緯創はL6・L10・L11いずれも筆電事業より毛利率が高いと明言。AIサーバー比率が増えるほど総毛利率は改善し、毛利率・営益率ともに年々成長可能とした。製品構成もL6・L10が主体であるため、利益率への悪影響は限定的と説明した。


生産体制では、L6は台湾、L10は台湾主体+メキシコ補完の構成で、メキシコ工場の良率はすでに台湾水準に到達。竹北の新工場計画は「大口新客戶への供給対応」と明かされ、さらに2025年から米国ダラスでNVIDIA向けのAIサーバーを生産する計画で、「Made in USA の利益率は台湾と同等」としている。


メモリ価格高騰については、記憶體はすべて顧客自身が調達しており、緯創のコスト構造には影響しないと説明。また、緯創は周辺部材の自社参入を行わず、既存パートナーとのエコシステム維持を重視すると強調した。


資本支出は今年約300億元で近年のピークとなる見込み。来年は今年を下回る水準となるが、顧客需要次第で柔軟に増減させる方針である。



【AI推定】

・毛利率改善の強気姿勢から、緯創は高付加価値のAIサーバー組立(L10/L11)比率を意図的に引き上げている可能性が高い。

・メキシコ工場の良率改善およびダラス生産開始は、**北米CSPの近接生産要求(地政学対応・供給安定化)**に対応した動きと推測される。

・竹北拡張が「別の大口顧客」向けである点は、NVIDIA以外のHyperscaler(Google/AWS/Meta等)案件獲得を示唆している可能性がある。

・周辺部品に踏み込まない姿勢は、ODMとしての資産効率を維持しつつ、エコシステムとの共創に軸足を置く戦略と考えられる。


 
 
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