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1221 NVIDIA次世代AIサーバー「GB300」量産開始と台湾サプライチェーンへの波及

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  • 2025年12月21日
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新一代AI伺服器である輝達(NVIDIA)の「GB300」シリーズは、2025年末より小量出貨を開始し、2026年上半期に大量出貨へ移行する見通しである。法人予測によれば、2026年のGB300機櫃出貨量は約5.5万櫃に達し、前年比129%成長が見込まれている。

GB300はBlackwellプラットフォームに属し、先代GB200で課題となった良率不良や設計変更の影響を受けず、出貨時程の遅延は発生していない。散熱、板材、連接器など主要部材の仕様や搭載量はGB200より増加しており、機櫃単価および産值の上昇が期待されている。


主要顧客は微軟(Microsoft)Meta甲骨文(Oracle)戴爾(Dell)であり、Googleおよび亞馬遜AWSの需要は3,000~4,000櫃と見積もられている。

鴻海Foxconn(2317)はMicrosoftおよびOracleの主要供應商であり、Metaの第二供應商としてGB300の主力代工廠となる見通しである。廣達Quanta(2382)は一部Meta訂單を失ったものの、OracleおよびMicrosoft向けを確保し、緯創Wistron(3231)はDell向け独占供應地位を維持している。


鴻海董事長・劉揚偉は、AI算力需要が極めて強いとし、2025年のAI機櫃需求を3万~5万櫃、2026年には5万~6万櫃とする見通しを示した

鴻海は過去一年で德州(テキサス州)、加州(カリフォルニア州)、俄州(オクラホマ州)、威州(ウィスコンシン州)における投資を拡大し、自動化による人均產值向上と新世代機櫃の良率改善を達成、第4四半期には季比で高双位数成長を実現している。


一方、廣達はCSP客戶からの需要増加を背景に、新規專案の出貨が進行し、訂單能見度は2027年まで拡大している。GB300は量産段階に入り、2026年下半期にはNVIDIAの次世代Rubin架構(Vera Rubin 200)AIサーバー製品が量產開始予定であり、出貨動能はさらに加速するとしている。


推定


GB300はGB200比で構成部材単価と搭載量が増加しており、AIサーバーの「台数成長+単価上昇」が同時進行する局面に入ったと推定される。2026年後半からはVera Rubin 200の量産が重なり、AIサーバー供應鏈は短期的なピーク需要ではなく、中期的な高原成長フェーズへ移行する可能性が高い。特にODM各社の設備投資と自動化水準が競争力を左右する局面に入ったと考えられる。




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