(6/16)DDR4価格が急騰　スポット価格が1日で8％近く上昇　南亜科技Nanya・華邦電子Winbondが爆益へ

市場における謎の買い手が大量に買い付けを行った結果、最新のDDR4 DRAMスポット価格は、8Gbおよび16Gbといった仕様において、1日でおよそ8％という急騰を記録した。この価格上昇は業界関係者の度肝を抜くものであり、今四半期に入ってからの価格はすでに2倍以上に達している。これにより、DRAMメーカーの損益分岐点を大きく超え、業者が莫大な利益を得られる水準に到達している。特にDDR4を主力製品とする南亜科技（Nanya Technology、証券コード：2408）および華邦電子（Winbond、証券コード：2344）などの台湾DRAMメーカーの利益が大幅に増加する見込みである。

業界関係者によれば、SamsungやMicronといった大手メーカーは、DDR5や高帯域幅メモリ（HBM）といった高性能DRAM市場に注力しており、順次DDR4の供給を停止しつつある。この供給縮小により、直近のDDR4スポット価格は急騰傾向にあるが、通常は1日あたりの上昇幅は2％以内にとどまっている。

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