CoWoS用材料の供給不足がAI供給網の寸断を招く恐れ TSMCおよびASE（日月光）は優先確保の見込み（6/4、DT）
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- 6月4日
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概訳LEAD
AIブームにより高性能コンピューティング（HPC）向け半導体の需要が急増するなか、半導体業界では、日本の化学大手・旭化成（Asahi KASEI）が市場需要に生産能力が追いつかず、一部顧客への先進パッケージング用の重要材料である感光性ポリイミド（PSPI）の供給を停止する方針であるとの報道がなされている。
この報道を受けて、市場では、TSMC（台湾積体電路製造）およびASEグループ（日月光集団）も供給面でのボトルネックに直面する可能性があり、それによって世界的なAI供給チェーンの断絶リスクが高まるとの懸念が広がっている。