0118 マイクロン、力積電PSMC・銅鑼P5工場を18億米ドルで買収
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- 1月18日
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マイクロン・テクノロジーと力積電(PSMC、6770)は2026年1月17日、両社間で独占的意向書(LOI)を締結したと共同発表した。マイクロンは総額18億米ドル(約585億台湾ドル)を現金で投じ、力積電が苗栗県銅鑼に保有するP5ウエハー工場を取得する。本工場はクリーンルーム面積30万平方フィートを有する12インチ工場である。
取引は2026年第2四半期中の完了を予定しており、マイクロンは自社DRAM製造設備を段階的に導入し、最短で2027年下期から同工場をグローバルDRAM生産能力に組み込む計画である。
マイクロンは本件が台湾既存拠点、とりわけ台中工場との地理的近接性を生かした補完関係を強化すると説明している。一方、力積電は工場売却により財務体質を改善するとともに、マイクロンの先進DRAMパッケージング供給網に参画し、DRAM後工程分野で長期協業を行う。さらにマイクロンは、新竹P3工場における力積電のニッチ型DRAM製造技術の高度化支援も約束している。
AI推定
本件は、DRAM需給逼迫下で即戦力となる既存ファブを確保したいマイクロンと、低採算の汎用DRAMから脱却しAI向け高付加価値分野へ資源集中したい力積電の利害が一致した結果と推定される。建設期間を省略できる点が、戦略判断を加速させた可能性が高い。

