0128 マイクロンのシンガポールNAND投資と台湾ファブエンジニアリング企業への波及
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米国メモリ大手のMicron Technologyは27日、今後10年間でシンガポールに240億米ドル(約7,560億台湾ドル)を投資し、ストレージ向けNAND Flashの生産能力を拡充すると発表した。新生産能力は2028年に立ち上がる予定で、同社は同日、シンガポールNANDキャンパス内で先進ウェハー製造施設の建設に着工した。最終的に70万平方フィートのクリーンルームを整備し、2028年下半期に量産を開始、約1,600人の雇用創出を見込む。
足元ではNANDチップが供給不足にあり、業界最大手のSamsung Electronicsが今四半期に価格を100%引き上げた。今回の投資は設備・ファブインフラが中心で、長年協業関係にある亜翔(6139)と洋基工程(6691)が受注機会を拡大するとみられる。特に亜翔は、UMCシンガポール工場やマイクロンのHBM先進パッケージ工場などの実績を持ち、未施工契約残高は1,753億元(前年比34.4%増)に達している。洋基工程もマイクロンの台湾EPC案件を受注し、受注残高は過去最高の500億元となった。
【AI推定】
推定(150字以下)
マイクロンの大規模投資は中長期的なNAND供給増強を狙う戦略であり、短期的な需給逼迫の解消効果は限定的と考えられる。一方、シンガポールと台湾で同時進行する大型案件により、亜翔は高マージン案件の積み上げで最大の受益者となる可能性が高い。洋基工程も台湾案件を足掛かりに、将来的な海外案件展開を再現できる余地がある。

