0306 NVIDIA、中国向けH200を停止し次世代Vera Rubinへ生産転換
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- 3月6日
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英紙『フィナンシャル・タイムズ(FT)』が関係者の話として報じたところによると、NVIDIAは中国向けに輸出される先端半導体が今後も米中双方の規制の影響を受けると判断し、中国市場専用として設計したH200チップの生産を停止した。また、当初はTSMC(2330)でH200を製造する予定だった生産能力を、次世代チップ「Vera Rubin(VR)」の製造へ振り向けたという。
英紙FTによれば、NVIDIAは米中間の輸出規制や中国側の輸入制限の不確実性を踏まえ、中国向けAIチップH200の生産を停止し、TSMCの生産能力を次世代アーキテクチャ「Vera Rubin」へ移行した。すでに約25万個のH200を生産しており、仮に限定的な販売が許可されても在庫で対応可能とみられる。黄仁勲CEOもH200の出荷有無は2026年業績に影響しないと述べており、新規注文は当面出さない方針とみられる。一方、Vera Rubinは高度なAI推論向けに設計された新世代チップで、米国の大手IT企業が強い関心を示している。高性能AIチップの供給不足も背景に、エヌビディアはより確実な需要が見込める次世代製品へ重点を移す戦略とみられる。2026年下半期には、鴻海、広達、緯創など台湾ODMがVera RubinベースのAIサーバー量産を開始する見通しで、AIサーバー市場の競争は一段と激化するとみられる。

