0314 AIサーバー電力危機に挑むNVIDIA、GaN電源と800V化の戦略
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- 6 日前
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NVIDIAはAIインフラ分野で大きな影響力を持ち、同社CEOの黄仁勳(ジェンスン・フアン)の動向は常に世界の注目を集めている。しかし、そのNVIDIAでさえ重大な課題に直面している。それが「電力」である。AIサーバーの電力需要が急激に増大する中、同社は解決策を積極的に模索しており、韓国メディアの報道によれば、GaN(窒化ガリウム)電源ソリューションを提供するNavitas Semiconductorが重要なパートナーの一社とみられている。
NVIDIAはAIサーバーの急速な高性能化に伴う電力問題への対策として、高効率な電源技術の導入を進めている。2027年に予定される次世代サーバーラック「Kyber」は最大576基のGPUを搭載し、消費電力は約600kWに達する見込みである。この巨大な電力需要に対応するため、同社は800V高圧直流(HVDC)給電方式の採用を計画しており、GaN半導体を用いた電源ソリューションを提供するNavitasが主要な協力企業として注目されている。GaNは従来のSiに比べ高速スイッチング、低損失、高耐圧を実現し、高出力用途に適する。Navitasは800Vから50Vへの10kW DC-DC変換で98%超の高効率を示しており、データセンターの省エネに寄与する可能性が高い。AI需要の拡大により同社の業績は2027年頃に大きく成長すると予測される一方、Infineonなど大手との競争も激しい。台湾企業にとっては協業機会が生まれる可能性があるが、技術動向への迅速な対応が不可欠である。

